大雪山連峰の主峰で、北海道最高峰です。
標高は2,290m。
東川町の旭岳温泉から姿見の池(標高1,600m)まで大雪山旭岳ロープウェイがあり、比較的手頃な登山が楽しめるとあって、多くの登山者が訪れます。
しかし高山であることから、天候の急変に備えた装備は必要です。
夏でも凍死する人がいるほどであります。
姿見の池付近はなだらかで高山植物が広がり、本州では3,000m級の山にしかないような植物を見ることができます。
また運がよければシマリスの観察もできます。
頂上付近は急坂の岩場が続くが、道の目印となる「金庫岩」と似た「ニセ金庫岩」があることもあり道に迷いやすい(近年は道なりにロープを張る事で改善された)。
1989年のSOS遭難事件もここで道を間違えたと言われています。
かつてここを北海道道212号旭川大雪山層雲峡線で貫く計画があったが中止となり、2000年に道道は完成部分で2分割され、北海道道1160号旭川旭岳温泉線と北海道道1162号銀泉台線となっています。
標高 2290.3 m
位置 北緯43度39分49秒東経142度51分15秒(世界測地系)、北緯43度39分40.2秒東経142度51分28.7秒(日本測地系)
所在地 北海道上川郡東川町
山系 石狩山地(大雪山系)
種類 成層火山