北山崎 「海のアルプス」と呼ばれ、第1北山崎展望台から第3北山崎展望台があり、海岸にも降りることが可能

北山崎(きたやまざき)は、岩手県下閉伊郡田野畑村にある景勝地です。

陸中海岸国立公園に属します。

岩手県道44号岩泉平井賀普代線沿線にあります。

「海のアルプス」と呼ばれ、第1北山崎展望台から第3北山崎展望台があり、海岸にも降りることが可能であります。

それぞれ位置や海からの高さが異なるため、違った風景を楽しむことが出来きます。

注意:第2展望台、海岸への階段は極めて急で段数も多いので注意が必要であります。

筋力や心肺機能の低下した人にはお勧めできないです。

付近の観光地

黒崎展望台(岩手県道44号岩泉平井賀普代線沿線)

黒崎灯台

北山崎への交通アクセスは、

三陸鉄道三陸鉄道北リアス線

普代駅より普代村営バスで約30分、終点「北山崎」下車です。

田野畑駅より田野畑村民バスで約20分、終点「北山崎」下車です。
posted by tomarigi at 13:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 陸中海岸国立公園

浄土ヶ浜 三陸を代表する景勝地

浄土ヶ浜(じょうどがはま)は、岩手県宮古市にある海岸です。

陸中海岸国立公園に属し、三陸を代表する景勝地である。

約5200万年前の古第三紀(地質時代上、白亜紀の次に位置する)に形成された火山岩からなる白い岩塊と同色の小石によって、外海と隔てられた波穏やかで清明な入り江が形成されました。

また岩上には、岩手県の「県の木」であるナンブアカマツをはじめとする常緑樹の群生が見られ、これらによってあたかも日本庭園のような美しい景観が醸し出されています。

また、入り江を形成する岩塊の裏側(外海側)には、太平洋の荒波の浸食を受けた、入り江側とは対照的な男性的ともいうべき景観が見られ、これらは、「剣の山(針の山とも)」「賽の河原」「血の池」等、同じ東北地方に位置する恐山の地名呼称と共通する名称で呼ばれています。

海岸名の由来は、天和年間(1681年〜1684年)に、曹洞宗に属する宮古山常安寺七世の霊鏡竜湖(1727年没)が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられたとする説が、同海岸周辺を遊覧する観光船の案内放送等によって一般に広く知られています。
(但しこの説は、現時点では史料的な根拠が確認されておらず、伝承としても昭和30年代前半以前には遡及できていないです。

景観の美しさがそのような特徴を持つことは事実であるが、創唱寺院が曹洞宗であることと浄土教の極楽浄土との齟齬や、「浄土ヶ浜」の地名形成と密接に関連すると思われる上述の外海側の名称への言及が一切ないことなどの疑問点もあり、説の発生過程そのものの再検証が必要と思われます。

実際には、この地域周辺に広く分布する恐山信仰や隠し念仏の信仰等の影響により称されはじめた地名と考えるべきとする説もあります。)

入り江を利用した海水浴場は「日本の水浴場88選」に選定されているほか、かおり風景100選、日本の渚百選、日本の白砂青松100選にも指定されています。

浄土ヶ浜を含む臼木山は、1908年に国有林から鍬ヶ崎町有林になり、その後の合併により現在は市の所有になっています。
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小袖海岸 陸中海岸国立公園の代表的な海岸のひとつ つりがね洞や多くの奇岩・巨岩・岩礁が連なります

小袖海岸(こそでかいがん)は、陸中海岸国立公園の代表的な海岸のひとつであります。

つりがね洞や多くの奇岩・巨岩・岩礁が連なります。

昭和31年に同地区への道路が開通(それまでは徒歩や船で行き来をしていた)し、昭和36年久慈海岸平庭県立自然公園に指定され、昭和46年1月陸中海岸国立公園に編入されました。

北限の海女

明治時代に始まり、生活が貧しく、男性が北海道や遠洋漁業船に乗り組んだ同地方の女性は、海女をして収入源としていました。

太平洋沿岸では千葉以北で海女がいるのはここだけであったため、「北限の海女」と呼ばれるようになりました。

昭和30年頃くらいまでは上半身裸であったが、観光客に注目を浴びるようになってから上着を着るようになりました。

昭和34年作家の水木洋子が女性の生き様を描いたラジオドラマ「北限の海女」(第14回芸術祭芸術祭賞受賞作品)で脚光を浴びるようになりました。
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陸中海岸国立公園 岩手県北部から宮城県北部に至る海岸線一帯を占める国立公園 東日本の国立公園では唯一ともいえる本格的な海岸公園

陸中海岸国立公園(りくちゅうかいがんこくりつこうえん)は岩手県北部から宮城県北部に至る海岸線一帯を占める国立公園です。

東日本の国立公園では唯一ともいえる本格的な海岸公園であります。

1955年5月2日指定されました。

管理上では北部の宮古地区と南部の大船渡地区に分割されています。

地形は、

陸中海岸国立公園は北部と南部で性格が異なります。

北部は典型的な隆起海岸を成し、高さ50m〜200mにも及ぶ大規模な海食断崖が連続し、その間に砂浜海岸が見られます。

一方、宮古市以南は典型的なリアス式海岸であり、陸地の沈降によって形成されています。

また、中小規模の半島が多く、比較的著名なものに重茂半島、船越半島、広田半島などがあります。

自然

植生
大半はアカマツを中心とした自然林となっており、半島部では手付かずの自然が残る秘境も多いです。

だが、千島海流の影響によって、温暖な地方で生育する植物も多数見られるのが特徴であります。

北山崎ではシロハナシャクナゲ、ハマナスなど、船越半島のタブノキ、広田半島のトベラなどが顕著であります。

動物
北上高地と連続している地域が多く、大型動物であるカモシカが見られるほか、ウミネコ、オオミズナギドリなどの海鳥類が多く棲息しています。

主な景勝地
著名な景勝地を北から海岸線順に列挙する。

小袖海岸(久慈市)
十府ヶ浦(野田村)
玉川海岸(野田村)
北山崎(田野畑村)
鵜ノ巣断崖(田野畑村)
田老海岸(宮古市)
三王岩(宮古市)
浄土ヶ浜(宮古市)
魹ヶ崎(宮古市)
船越半島(山田町)
赤平金剛(山田町)
浪板海岸(大槌町)
御箱崎(釜石市)
三貫島(釜石市)
碁石海岸(大船渡市)
珊瑚島(大船渡市)
高田松原(陸前高田市)
以下宮城県

巨釜半造(気仙沼市)
大島(気仙沼市)

名称については、

同公園の名称は、「三陸」という呼称が全国的に定着しているため三陸海岸国立公園と誤用されることが多いです。

そのため、より知名度が高く国民に認知されている三陸海岸への名称変更への運動が行われています。

実際に1999年陸中海岸国立公園協会が名称変更を決定し、国への要請を行っています。

しかし、地元に反対運動があり難航が続いています。

尤も、指定当初は岩手県普代村から釜石市に至る陸中地区のみの指定だったためであります。

しかし、後に北は久慈市、南は宮城県気仙沼市にまで指定区域が拡張されたため、陸中という名称が不適切になっているのは事実であります。






posted by tomarigi at 23:46 | Comment(1) | TrackBack(0) | 陸中海岸国立公園

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