石西礁湖 石垣島と西表島の間に広がる日本国内最大のサンゴ礁の海域 400種を超える造礁サンゴが分布し、沖縄本島等へのサンゴ幼生の供給源として重要な役割

石西礁湖(せきせいしょうこ)は、石垣島と西表島の間に広がる日本国内最大のサンゴ礁の海域であります。

「石西」という名前は、石垣島の「石」と西表島の「西」から名付けられました。

東西約20km、南北約15kmにわたって広がっており、竹富島、小浜島、黒島、新城島周辺海域等が含まれています。

400種を超える造礁サンゴが分布し、沖縄本島等へのサンゴ幼生の供給源として重要な役割を果たしています。

1972年5月15日に西表国立公園(現西表石垣国立公園)に指定され、1977年7月1日にはタキドングチ、シモビシ(以上、竹富島周辺)、キャングチ(黒島周辺)、マイビシ(新城島周辺)の4地区が海中公園地区に指定されています。

近年、オニヒトデの大発生による食害や、海水温の上昇による白化現象のために、環境省等によって再生のためのプロジェクトとして石西礁湖自然再生事業が進められています。
posted by tomarigi at 14:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 西表国立公園

西表国立公園 沖縄県西表島とその周辺の島々及び海域にまたがる国立公園 西表島、石垣島と西表島との間にある、いわゆる石西礁湖と呼ばれるサンゴ礁の海域とその海域に点在する隆起サンゴ礁の黒島、竹富島、小浜島、新城島、西表島南西方の仲の神島など

西表国立公園(いりおもて こくりつこうえん)は、沖縄県西表島とその周辺の島々及び海域にまたがる国立公園であります。

面積は、陸域が13,547ha、海域が約32,100ha(うち海中公園地区が213.5ha)であります。


西表島をはじめ、石垣島と西表島との間にある、いわゆる石西礁湖と呼ばれるサンゴ礁の海域とその海域に点在する隆起サンゴ礁の黒島、竹富島、小浜島、新城島、西表島南西方の仲の神島などからなります。

西表島は、日本で最後の大規模な照葉樹林に覆われ、河口にはマングローブ林が広がるなど、原始性の高い亜熱帯性の植物相が形成されており、特別天然記念物のイリオモテヤマネコ、カンムリワシ、天然記念物のセマルハコガメ、リュウキュウキンバト等の希少な生物種が生息しています。

また、石西礁湖は、日本で最大規模のサンゴ礁群であり、360種以上に及ぶ豊富な種類のサンゴが確認された世界的にも貴重なサンゴ礁のひとつであります。

このうち、4箇所(タキドングチ、シモビシ(以上、竹富島)、キャングチ(黒島)、マイビシ(新城島))が海中公園地区に指定されています。

現在、石垣島の一部を西表国立公園に編入する計画が進んでおり、その対象は石垣島の面積の約3分の1にあたる陸域約7,000haと海域約14,500ha(うち、海中公園地区約890ha)に及びます。

海中公園地区には大規模なアオサンゴの群落で有名な白保海域等が含まれ、国内最大面積を持つ海中公園となる予定であります。

今後、2007年6月の中央環境審議会の答申を経て、7月にも正式決定がなされる見込みであり、実現すれば、国立公園としては、1964年の富士箱根伊豆国立公園以来43年ぶりの大規模な拡張となりました。

西表国立公園の歴史

1972年(昭和47年)4月18日:琉球政府立公園西表政府立公園に指定されました。

1972年(昭和47年)5月15日:沖縄の本土復帰に伴い国立公園西表国立公園に指定されました。

1972年(昭和47年)12月26日:公園区域の指定されました。

1977年(昭和52年)7月1日:海中公園地区の指定されました。

1990年(平成2年)12月1日:乗入れ規制地域の指定されました。

2003年(平成15年)3月31日:公園区域及び公園計画の見直ししました。

2007年(平成19年)2月14日:石垣市にて、石垣島の西表国立公園編入に関する説明会の開催しまいした。

2007年(平成19年)6月29日:中央環境審議会にて、西表国立公園に石垣島及び周辺海域の一部を編集する諮問案を答申しました。

また、公園の名称を「西表石垣国立公園」に変更することも決定しました。

関連市町村

沖縄県石垣市・八重山郡竹富町






posted by tomarigi at 14:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 西表国立公園

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。